人参葉に続く捨てないでシリーズ第二弾!(笑)家庭菜園をするようになってから、大根の葉が大量に採れるようになりました。その栄養やレシピをご紹介します!
↓捨てないでシリーズ第一弾!人参葉も捨てないで!
大根葉の入手方法
大根葉の入手方法は人参葉と同じく以下の通りです。
- 葉付き大根を買う…通常栄養が葉にいかないように葉を切ってあるものが多いですが、一部のお店や通販では葉付き大根を購入できます。
- 大根を栽培する…収穫時はもちろん、間引きの際にも大量の大根葉が収穫できます。
- 大根から水栽培する…大根のヘタの部分を切り、コップなどに入れて水につけておくと、葉っぱが伸びてきます。下で紹介するふりかけは大量にないとできませんが、薬味代わりや彩りに使う程度なら手軽にできます。形はかわいらしい人参葉とは違い、まさに「葉っぱ」という感じです(笑)
大根葉の保存方法
人参同様、葉をつけたままにすると、根(大根)の栄養を取ってしまうので、収穫や購入したらすぐに根から切り離します。野菜室で冷蔵保存だとしなびたり、変色したりしやすいので、できるだけ早めに食べた方がいいです。大量だと場所も取るので、我が家では収穫後すぐに洗って刻んで下で紹介するふりかけにしてしまうか、刻んで冷凍しています。
大根葉の栄養
大根葉は栄養があると何となく知っていましたが、詳しく調べてみるとやはり根の大根よりも多くの栄養が含まれていました。
カロテン
カロテンは大根にはほとんど含まれていませんが、葉には多く含まれています。「皮膚や粘膜を丈夫にする」「視力を維持する」「がんを予防、抑制する」といった様々な健康効果があります。
ビタミンK
ビタミンKも大根にはほとんど含まれていませんが葉には豊富に含まれ、「血を止める」「骨を丈夫にする」効果があります。
葉酸
「胎児の神経管閉鎖障害(障害児や死産)のリスクを低減させる」効果があり、妊婦さんが積極的に摂取する必要がある葉酸も大根より大根葉に多く含まれています。
ビタミンC
「コラーゲンをつくる」「メラニン色素の生成を抑制」など美容に効果があるビタミンCも大根より葉に多く含まれています。美容効果以外にも「免疫力を高める」「鉄の吸収を高める」「骨を丈夫にする」など健康効果もあります。
カリウム
過剰に摂取したナトリウム(塩分)を排出する作用があり、「むくみを解消させる」「高血圧を予防・改善する」などの効果があるカリウムも大根葉に多く含まれています。
カルシウム
「骨や歯を丈夫にする」だけでなく、「ストレスを解消させる」効果もあるカルシウムが以外にも大根葉には多く含まれています。
マグネシウム
カルシウムとともに「骨の健康を保つ」効果があり、「高血圧を防ぐ」「心臓病を防ぐ」「動脈硬化を防ぐ」など生活習慣病の予防に欠かせない栄養です。大根と同様、大根葉にも含まれています。
鉄
「血をつくる」「疲労を回復する」「骨や歯を丈夫にする」「たんぱく質の代謝を促進する」など様々な効果があり、特に月経がある女性や妊婦さん、授乳中の女性は多く摂取する必要がある鉄も大根よりも葉に多く含まれています。
大根葉を使ったおすすめレシピ ふりかけ
大根葉は人参葉よりはクセがないので、刻んで野菜炒めや味噌汁など料理に入れて使えますが、我が家で人気なのはふりかけです。これは私の母が作っていたものを適当に再現したものですが、我が家の子供たちも気に入って、白ご飯にかけてパクパク食べます。
大根葉ふりかけの材料
- 大根葉…好きなだけ。炒めるとかなり減るのでたくさんまとめて作るのがおすすめ。
- ちりめんorしらす…なくてもOKですが、入れたほうが香ばしくおいしくなります。
- 醤油…大さじ2~3。大根葉の量に合わせて調整してください。
- 砂糖…大さじ2~3。大体醤油と同じくらいの量です。
- ごま油…大さじ1~2。サラダ油でもいいですが、ごま油の方が香りがいいです。
大根葉ふりかけの作り方
- 大根葉をよく洗います。根元に土が付いていたり、葉の裏に虫やゴミが付いていることがあるので、桶に水を入れて振り洗いするか、私は気になるので1本1本流水で洗います。
- 大根葉を細かく刻みます。我が家では1cm以下くらいに刻みます。細かいとふりかけっぽく、大きめだとおかずっぽくなります。
ちなみに大根葉はかなりかさばるので、私はあらかじめフライパンにごま油を入れ、その上に切った葉をどんどん入れていきます。
- フライパンにごま油をひき、大根葉を炒めます。みるみるうちにかさが減っていきます。
- ある程度火が通ったらちりめんを入れ、醤油と砂糖を回しかけ、全体を混ぜてさらに炒めていきます。
- 葉の色が茶色っぽくなり、水分がなくなったら完成です。しっとりかパラっとさせるかはお好みで。
- タッパーなどの容器に入れ、粗熱が取れたら冷蔵庫で保存。数日は持ちます。
大根葉ふりかけの食べ方
白ご飯にかけるのはもちろん、ご飯に混ぜておにぎりにしたり、卵かけご飯にのせたり、チャーハンにしたり、冷ややっこにかけたりといろいろ使えます。
まとめ
大根葉の栄養やレシピをご紹介しました。大根葉は大根よりも栄養たっぷりなので、もし手に入った時は捨てずに是非ふりかけを作ってみてください!人参葉より食べやすいので野菜嫌いの子供もきっと食べてくれますよ♪
コメント