今回は我が家の娘たちが1歳の頃にお気に入りだった絵本を紹介します。
この時期の絵本選びのポイント
赤ちゃんから幼児へぐんと成長する1歳
赤ちゃんから急速に成長し、1歳になる頃にはつかまり立ち、一人歩きができる子も多くなります。言葉も「ママ」「パパ」「ワンワン」など単語を覚えてきます。絵本を読むことで語彙もどんどん増えるので、積極的に読んであげたいですね。
短い文章の絵本
この時期にはまだ長い文章は分からないので、短い文章のものがおすすめ。でも赤ちゃん用のように単語だけでなく、少しずつストーリーのあるものの方が、語彙や想像力を育てるのに役立ちます。
繰り返しがある絵本
言葉の覚え始めで大人の言うことをマネしたがるので、覚えやすい同じ文章が何度も出てくる絵本がおすすめ。何度も「読んで読んで」と言ってくることもあると思いますが、できるだけ応えてあげましょう。
1歳におすすめの絵本3冊
「どんどこももんちゃん」とよた かずひこ
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長女の1歳半検診の時にブックスタートでいただきました。最初に見た時はサラサラっと書いたような絵と、ひたすら「どんどこどんどこ」の繰り返しで「こんな適当な絵本なんて…」と思っていましたが、不思議なことに「どんどこどんどこ」が頭から離れなくなりました(笑)次女もちょうど1歳を過ぎた頃からこの絵本が大好きになり、まだあまり長い言葉は話せない時に「ももんちゃんはいそいでいます」と言っていてびっくりしました。もうすぐ3歳ですが、時々「ももんちゃん読んで」と持ってきます。ほとんど暗記しています。
また、作者とよた かずひこ先生の講演会が我が家がよく行く朝倉市総合図書館で開催され、家族で参加したのですが、ももんちゃんのコンセプトは「自立した赤ちゃん」ということで、いろいろ考えて生まれたキャラクターだそうで、適当な絵本なんて思ってしまってすみません…。
ももんちゃんシリーズはたくさん出ていて、我が家でも何冊か持っていますが、やはり一番のお気に入りはこの「どんどこももんちゃん」です。
「がたんごとん がたんごとん」安西 水丸
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0歳からおすすめの絵本ですが、なぜか次女は1歳でハマったのでここに書きます。「がたんごとんがたんごとん」と同じ言葉が続くので、真似して言っていました。ものの名前を覚える時期なので、ページをめくるたびに絵本を指差して「りんご!」と次に乗るものの名前を叫んでいました(笑)おしゃれ好きの長女はあまり興味を持ちませんでしたが、電車好きの次女は気に入ったようです。男の子にも人気ありそうです。
「でてこい でてこい」林 明子
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これも確かブックスタートでもらったのですが、次女の時だったかな?記憶が曖昧です。はっきりした色使いで、分かりやすいです。影なので最初に読んだ時は何の動物か分かりませんが、何回か読むと覚えて、正解のページになる前から「アヒル!」と叫んでいました。うちの子たちは叫んでばっかりです…。
「だるまさんが」かがくい ひろし
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有名なだるまさんシリーズ。保育園でもよく読まれているようで、私は知らなかったのですが、子供が先に「だるまさんが~ころんだ!」と覚えていました。「ぷっ」とおならまでしちゃって、子育て広場で子供たちも大爆笑でした。大きくなっても楽しめる絵本です。「だるまさんの」「だるまさんと」も大人も思わずクスッと笑ってしまうほど面白いので読んでみてください。作者のかがくい ひろしさんは2009年に急逝されたそうで、素晴らしい絵本の新作がもう出ないなんて悲しいです。
繰り返して読んであげて、言葉を引き出そう
この時期の絵本はとても重要だと思います。絵本の読み聞かせを通して子供に「言葉って面白い!話すって楽しい!」と思ってもらえたら、読み聞かせる方も嬉しくなりますね。吸収力がすごく、フレーズを覚えたりするので、どんどん読んであげましょう。
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