2016年から毎年、家庭菜園のさつまいもを家族で収穫しています。そこでさつまいもの保存方法やどのくらいの期間保存できるかをまとめてみました。
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収穫後の保存方法は?
干して表面を乾燥させる
まず、収穫後に気を付けたいのはじゃがいもと同様、さつまいもを水洗いしないことです。掘った際に表面に土がついていますが、軽く払う程度にしましょう。水洗いしてしまうと腐敗の原因となります。収穫後はまず日陰で新聞紙の上に並べ、表面が乾くまで数時間~数日干して乾燥させます。我が家は以前は数日干してましたが、乾けば数時間でも大丈夫そうです。ちなみに、じゃがいもは日に当てると緑化してソラニンが発生してしまいますが、さつまいもは緑化はせず、もし芽が出ても有毒ではないそうです。
↓我が家はベランダで干しました。結構日が当たっていますが…(^^;)ま、いっか。
新聞紙で包み、段ボールで保存
さつまいもは元々中南米の植物なので、寒さに弱く、保存の適温は13~15℃、湿度は80~90%だそうです。2℃以下になると低温障害を起こして腐ってしまうので、冷蔵庫での保存はダメです。農家では畑に穴を掘ってもみ殻を入れて保存する方もいらっしゃるようですが、家庭では常温保存か、一つずつ新聞紙で包み、段ボールで保存するのがおすすめです。我が家では子どもがおむつをしていた時はおむつの段ボールに入れていました。おむつの箱って大きさがちょうどよくて収穫した野菜の保存に便利ですね。おむつ卒業してからはペットボトルの水の段ボールを使っています。段ボールがない場合は、ホームセンターで新品を買ってもいいですが、スーパーやドラッグストアで無料でもらえます。
さつまいも収穫後の保存期間は?
保存期間は約1~3か月です。地域にもよりますが、冬は部屋の中でも10℃以下になり、そうなるとカビが生えやすくなるそうなので、様子を見つつ、なるべく早めに食べたほうがいいです。しかし、さつまいもは収穫後すぐよりも、2~3週間経った方がでんぷんが糖に変わって甘くなり、おいしくなるそうです。なので収穫後2週間~1ヶ月の間が一番食べ頃ですね。
傷付いたさつまいもや小さいさつまいもは?
家庭菜園だと、どうしても小さいさつまいもや、収穫の際に傷が付いてしまったさつまいもがあると思います。小さいさつまいもはじゃがいもとは違い、毒素は含まれていないので、他のものと同様に保存できて食べることができます。傷付いたさつまいもはそこから変色し、腐りやすいので、できるだけ早く食べた方がいいです。
さつまいも収穫後の保存方法まとめ
- 水洗いしない
- 乾かす
- 一つずつ新聞紙で包み、段ボールで保存
- 保存期間は約1~3か月
- 傷付いたさつまいもは早めに消費
秋の味覚、さつまいもを上手に保存して、そのおいしさを十分に味わいましょう♪
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コメント
サツマイモネタは数々あれどこちらのブログが一番分かり易く、知りたい事が簡単に書いてあって大変参考になりました。
我が家は意図的に遅く植えたのでこれから掘り出しです。
また読ませて貰います。
コメントありがとうございます!これから収穫されるんですね。
我が家は今年は量はたくさん採れましたが、去年より甘みが少ないような気がして、原因を考えています。
まだまだ家庭菜園初心者ですが、少しでもお役に立てて嬉しいです。
市の農園を借りてまだ一年ですので野菜が収穫してもすぐには食べられることもなく人に配ってもあまるのでどうやって保存できるのかと思っていました。今年は最初のさつまいもが取れて保存方法をさがしていました。とても丁寧なご説明で助かりました。
コメントありがとうございます!我が家も週末家族で3年目のさつまいも収穫しました。少しでもお役に立てて嬉しいです♪