我が家は図書館によく行くのですが、子供が好きな本を選ばせるとどうしても表紙がかわいい本や保育園で読んだことがある本に偏りがちです。そんな時にamazonでこの「親子で書こう!100さつ読書日記―フィンランド・メソッドで本がすきになる」を知り、口コミの評判もよさそうで、楽しそうなので思わずポチりました。まだ全然100冊には程遠いですが、感想を書いてみます。
フィンランド・メソッド
私も初めて知りましたが、フィンランド・メソッドというものがあるそうで、この本はそのメソッドに沿った本です。具体的には、100冊の絵本の表紙が描かれたシールがついていて、その本を読むとシールを貼って、感想を書くというものです。この本の対象年齢は4歳~小学校低学年向けで、姉妹品で小学3年生以上向けの「小学生100冊読書日記―フィンランド・メソッドで本が好きになる」があるようです。
バランスよく選ばれた100冊
掲載されている100冊は「ぐりとぐら」などの名作や、私も大好きな「バムとケロのにちようび」、私は読んだことがありませんが「おじいちゃんがおばけになったわけ」というデンマークの絵本など、出版された年代、国内外、短い絵本から児童文学まで幅広く網羅されていて、私が知らない本もたくさんあります。簡単な解説と何歳向けかも書かれているので、どれから読もうか選ぶのが楽しいです。
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飽きさせない工夫
子供が飽きないように表紙のシールだけでなく、5冊や10冊読んだら貼れるシールや、100冊以外の本の感想が書けるページもあります。我が家はまだ5冊しか読んでいませんが、期限は特に決めず、無理なく気長に読んでいけたらと思っています。
文を書く練習にもなる
本の感想を簡単にですが文章で書くので、ひらがなを書く練習や、自分が思ったことを文章にする練習にもなると思います。我が家はまだまだ鏡文字も多く、文章も短いですが、これが100冊読み終わる頃にはどうなっているか楽しみでもあります。後から読み返したらきっといい思い出になりそうです。
子供の視点が分かる
100冊の中には既に読んだことがある絵本が何冊かありましたが、長女6歳が最初にシールを貼った本は、持っていて何度も読んでいる「ぐるんぱのようちえん」と最近図書館で借りて何度も読んだ「かばんうりのガラゴ」でした。
「ぐるんぱのようちえん」の感想は「こどもがいっぱいいるところ(が面白かった)」
ぐるんぱではなく子供がたくさん並んでるところがツボだったみたいです(笑)確かにいつも読むときに「この子は○○ちゃんで、この子はママで~」と知っている人に当てはめてふざけていました。それが楽しかったのでしょう。
「かばんうりのガラゴ」は「かえるがみみにみずをたらした(なぜかハートマーク)」
ケロちゃんっぽいかえるが出てきたのは覚えていますが、みみにみずをたらしたかどうかは謎です。これも主役のガラゴではなく、かえるが印象に残っているところが意外でした。
文章を書くのに慣れていないので、本当の感想かどうかはともかく、目の付け所が大人とは違って新鮮だなぁと思いました。
親子で一緒に100冊目指そう!
せっかく本を読んだら、短くてもいいので感想を書いていけば、達成感もあるし、読み返したときに「前はこんなふうに思ったんだ」と振り返れます。その習慣のきっかけになる本だと思いました。100冊読破する日が楽しみです。
↓100冊にも入っている絵本も紹介しています
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