我が家では家庭菜園で2016年からさつまいもを育てていて、今年で5回目の収穫をしました。初心者にも育てやすく、ほぼほったらかしでOKなので、週末しか作業できない我が家にはぴったりです。子供と一緒に収穫できるので楽しいですよ♪ここではさつまいもの収穫時期と収穫方法を紹介します。
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さつまいもの収穫時期
さつまいもは梅雨前の6月頃に植えるので、その4~5か月後の10~11月が収穫時期です。じゃがいもと違い、葉が枯れたかどうかは関係ないそうです。霜が下りるとさつまいもが腐ってしまうそうなので、霜が下りる前に収穫しましょう。我が家は大体毎年10月中旬~11月初旬の晴れた土日に芋掘りを開催しています。
さつまいもの収穫準備
さつまいもは収穫の前に以下の準備をしておくと作業がスムーズです。
試し掘り
収穫時期が近づいてきたら、まず試し掘りをしてさつまいもが大きくなっているかどうか確かめます。一部のさつまいもの土をどかし、ある程度の大きさになっていれば収穫OKです。試し掘りをせずに掘り返してしまうと、まだ大きくなっていなかったということもあり得るので、必ず試し掘りしましょう。
収穫日を決める
試し掘りをしてある程度の大きさになっているようであれば、収穫する日を決めます。その際に重要なのが天気。雨の日に収穫すると、表面が濡れて腐敗の原因となるため、晴れた日に収穫するのがポイントです。これはじゃがいもと同じですね。我が家は週末しか作業できないので、10月中旬に収穫予定でも、雨や子供の行事などでどんどん延期になり、結局11月初めに収穫したこともあります。週末農業の方は早めに試し掘りをして予定を立てることをお勧めします。収穫にかかる時間は、植えた量にもよりますが、つるを切るところからすると最低でも約2~3時間はかかると思います。
道具を準備する
以下の道具を収穫作業をする人数分用意しましょう。我が家はスコップが足りず、手で掘りましたが、土が硬くて掘りにくく、スコップの取り合いで子供がケンカして大変でした…。小さくてもいいので一人一つずつあった方がいいです。
- はさみ(つるを切るため。これは一つでもOK。)
- 軍手(100円ショップで子供用のものも売っています。)
- 長靴もしくは汚れてもいい靴(子供は虫やケガに注意すればサンダルでもOK。)
- スコップ(小さいものは人数分。それとは別に大きいスコップもあると便利。)
- ビニール袋(収穫量によりますが、5枚以上。)
- タオル(首に巻いておくと手を洗った時や汗を拭く時あると便利です。)
- 帽子(秋でも日差しが強いのであった方がいいです。)
つるを切る
さつまいもはもちろん土の中にあり、土の上はつるが生い茂っています。これではさつまいもがどこにあるか分からず、掘るたびに切るのは時間がかかってしまいます。なので、つるを先に切っておきましょう。根本から3~5cmのところを切ると、掘る時にどこにさつまいもがあるのか分かりやすいです。我が家は子供と一緒に収穫しましたが、先に旦那が畑に行って、つるを切ってくれていました。
↓切ったさつまいものつるが山積みになっていました。
このつるも食べられるそうですが、筋をとったり、アクを抜いたりする必要があり、今回は時間がないので残念ながら捨てました…。来年はひと手間かけて食べてみたいです。
薩摩芋のツル☆下処理方法 by hglucky
このつるを食べない場合、大量なので捨てるのも一苦労ですよね。旦那によると、土に埋めておくと土の栄養になるそうです。畑がある程度広くないと無理ですが、土に埋めてそのままひと冬越し、春にその場所に次の作物を植えるといいそうです。
土を掘り返しておく
これは子供と一緒に収穫作業をする場合だけですが、一から掘ると土が硬く、結構時間がかかるので、もしできれば事前に大人が大きなスコップである程度土を掘り返しておくと、子供でもさつまいもを掘りやすく、楽しく収穫できると思います。
さつまいもの収穫方法
いよいよ収穫作業に入ります。ここからは子供も一緒にできます。
周りから少しずつ掘る
つるを目印に、つるの周りの土を少しずつ手でどかし、さつまいもを探します。さつまいもが見つかったら、離れたところからスコップで掘っていきます。いきなりスコップを土に突き刺すと、さつまいもを傷付けてしまうので注意してください。
洗わない
掘ったさつまいもは手で余分な土を払って、袋に入れます。水で洗ってしまうと腐敗の原因になるので洗わないようにしてください。
まとめ:さつまいも収穫のポイント
- 試し掘りを必ずする
- 晴れた日に収穫する
- 道具を人数分用意する
- 先につるを切る
- 周りから少しずつ掘る
- 収穫したさつまいもは洗わない
以上のポイントを頭に入れて、楽しく収穫してくださいね♪
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